2025年、トランプさんがまた大統領に戻ってきましたね。
それにともなって、「中国製品に関税をもっとかける」と
いった発言が増えてきて、市場もちょっとざわついています。
そんなニュースを見て、
「え、これって投資に関係あるの?」
「今持ってる株、大丈夫かな?」
と思った方もいるかもしれません。わたしもよくわかりませんでした。
でも、こんなときこそ落ち着いて、自分のスタンスを見直すチャンスなんです。
今日は、投資初心者の方に向けて、「いま、どう考えて動けばいいのか」を
やさしくお伝えしていきますね。
1. トランプ関税ってなにが問題?再燃する米中のぶつかり合い
そもそも「関税」って、なに?
簡単にいうと、**外国から物を輸入するときにかかる“税金”**のこと。
トランプ氏はその税金を「もっと高くしよう」と言ってるわけです。
例えば、中国からアメリカに輸出されるスマホや家電に60%もの関税がかかると、
その分、商品が高くなりますよね。
そうなるとアメリカの人たちが買いにくくなる。結果、物が売れなくなる。
そして中国も黙ってはいません。対抗して、アメリカ製品に
関税をかけてくる可能性があります。
そうなると、またもや「米中貿易戦争」の再来…なんてことに。
この流れが進むと、企業の業績が落ちるかもしれない → 株価が下がるかもしれない、
と投資家たちは不安になる。
だから、市場がざわざわしているわけです。
2. 株価はどう動く?ニュースに振り回されがちなときこそ注意
投資を始めたばかりの頃は、とにかく「株価が上がった」「下がった」に敏感になりますよね。
特にこんなニュースが出たときは、
「売った方がいい?」「このままでいいの?」って、つい焦ってしまいます。
でも、まず大事なのはまだ何も起きていないということ。
いまはトランプ氏が発言しただけで、実際に関税が決まったわけではありません。
それに、大統領選の結果次第で話はガラッと変わる可能性だってあります。
投資の世界では、こうした「不確実な話」が出ただけで市場が敏感に反応することがあります。
でも、そんなときほどすぐに動かないという選択もありなんです。
3. 投資初心者はどうする?おすすめしたい3つの行動
じゃあ、実際に今どうすればいいの?
という方に、初心者でもできる3つの行動を紹介します。
① あわてて売らないこと
ニュースで不安になっても、感情で売ってしまうと、
あとから「やっぱり持ってればよかった…」ということになりがち。
まずは状況を見守って、自分の目的や投資期間を思い出してみてください。
② 積立はそのまま続ける
毎月積立している方は、そのままで大丈夫。
むしろ価格が下がったときに多く買える仕組みなので、長期ではプラスになりやすいんです。
③ 情報の取りすぎに注意する
SNSやネット記事、いろんな意見が飛び交っていますよね。
でも、情報が多すぎると、逆に不安になってしまうことも。
信頼できる発信者を2〜3人決めて、自分の判断軸をつくるのがおすすめです。
4. 今の時期に気をつけたい銘柄とは?
関税の影響を受けやすいのは、やっぱり中国とのつながりが深い業種や企業です。
たとえば、
・電子部品、半導体などのハイテク系
・自動車メーカー(アメリカに輸出してる日本企業も多い)
・産業機械・工作機械系(中国への販売比率が高い)
もちろん、すべての企業が下がるわけではありませんが、
ちょっと値動きが荒くなる可能性はあるかもしれません。
だからこそ、銘柄を絞りすぎず、分散することが大事です。
5. まとめ:ニュースに惑わされず、自分のスタンスを大事に
投資は、誰かの言葉に流されて動くものではありません。
「いま、このニュースでなにが起きているのか?」
「それは、自分の投資に本当に関係あるのか?」
この視点を持てるかどうかで、結果は大きく変わってきます。
トランプ関税の話は、これからどうなるかは誰にもわかりません。
でも、「なんとなく怖くなって手放す」のはもったいない。
自分の目的、投資スタイル、リスク許容度。
それを思い出して、ブレずにコツコツ続けていくことが、いちばんの近道です。
*あくまで主観となりますので投資は自己責任でお願いします。